僕が製薬会社をやめたわけ⑦

不安定の中の安定

色々悩んで出た結論は『不安定の中の安定』を求めることにしたんです

 

一見安定そうに見えるけど俯瞰してみると実は不安定だったり。

 

 

逆に不安定そうに見えても常に動き続けているという点においては安定してる。

 

 

そんな概念的なことをいつも頭に思い描いて行動し続けてきました。

人は信念体系(ビリーフシステム)を作り出してしまうと、良くも悪くもそれを維持させようとしちゃいます。

心理学では「コンフォートゾーン」なんて言いますし、量子物理学では「ゼノン効果」と言ったりします。

 

生物学的だと「ホメオスタシス」という風な言い方もできるかもしれません。

信念体系はいいも悪いもないので、信じたことを維持しようと人の意識にもホメオスタシスが働き、結果そのままの状態でい続けようとします。

それを後押ししてくれるのが「門番」とか「ドリームキラー」という存在です。

キラーとかいいますけど、個人的には「危ないよー!本当にやっちゃっていいの?」って心配してくれる大事な存在だと思っています。

 

そこで「ありがとう!でも大丈夫!」と言えればそれでいいわけなので。笑

でもそれを鵜呑みにするかは最終的に自分が判断するわけです。

 

自分の人生を誰かが歩んでくれるわけではないですしね。

人生の主役は自分だから。

全て自分の投影なので「やめとけ!」と言う役を演じてくれる人がいて、「やっぱりやめよう」という意識になりやすいことを知ってはいましたが、知ってるのとやるのには大きな差があるじゃないですか。

そこから最終的にどうするかは自分次第ですもんね。

 

家族で旅に出る

不安定の中の安定を求めるために、とりあえず(無謀な)家族旅行に出かけました。

 

子供たちを連れて1ヶ月ほど車で西日本を回り、比較的有名な観光スポットも寄りつつ、神社やお寺に行ってはお参り三昧。

 

ずっと「家族で旅行に長期行きたい!」とは思っていたんですが、サラリーマンはそれがなかなか叶わない。

じゃあ、いつ行けるのか?と考えたら僕が定年退職した後のイメージしかなかったんですよね。笑

 

当時35歳だったので定年まではあと25年。

その時には子供たちは・・・30歳オーバー。

その年になって定年の親と旅行になんて行きたいと思わないですもんね。笑

だから、こいつらといれるのは今しかないと思ったというのが大きいです。

 

ただやっぱり不安なわけです。

不安で不安定なのでさらにヤバいわけです。笑

 

車を運転しながら、せっかくの旅行を楽しみたい!という気持ちと、本当に大丈夫か?!という気持ちの絶妙なハーモニー。

普段感じないようにしていた感情が出てくる出てくる。

 

出発してから数日は不安定だったんですが、ある日海岸を家族で眺めている時にふと自分を俯瞰できたんですよね。

それまでは現実逃避してる感じでした。笑

 

1ヶ月も全国を旅しているのって、自分にしてみるとありえないことをしているような。

だけど、今しかない、かけがえのない時間を過ごしているような。

 

それって過去でも未来でもない「今」にフォーカスできたってことなんだろうと思います。

今は過去と未来の延長線上にあるわけじゃありません。

 

「今」は別な次元にあるものだと僕は捉えています。

(今という別次元の感覚に意識を置くのは難しいから「イマココ」とか「マインドフルネス」とか流行るわけです。笑)

 

その時からです。

「あーもういつ死んでもいいや。」

と思えるようになったのは。(別に死にたいわけではないですが。笑)

 

それまでは向かいたい方向と逆のベクトルを向いていたんですが、やっぱりこの感覚でいいんだと、根拠のない自信が持てた瞬間かもしれませんね。

志半ばだとしても向かいたい方向に進んでいる感覚を持っているというのは、とても心地いいですよね。

 

MRをやめたわけ

僕が会社を辞めた最大の理由は、子供たちから「かっこいいと思ってもらえる父親・自慢できる大人」になりたいと思ったからです。

ただ、製薬会社、その営業がどうかではなく、僕の価値観に照らし合わせた時に、やりがいや満足感が得られなかっただけですから誤解しないでくださいね。

 

医療業界の裏側を知った時に思ったことをまとめると4つ。

 

①薬そのものが本当の意味で健康にしてくれるものではなかったということ。

②AIや技術革新によってMRという職業は今後あまり必要とされない可能性があるということ。

③他にもっと自分がやるべきことがあるのではないかと自分の心が訴えていたということ。

④それをすることで未来を担っていく子どもたちに胸を張っていられる自分でいたいということ。

 

以上が「僕が製薬会社をやめたわけ」です。

ここまでの内容で何となく僕がどんな人間かわかってもらえたら嬉しいです。

 

最後にお伝えしたいのは自分の心はいつもどうしたいか教えてくれるということ。

自分らしく生きているか日々問いかけてみてくださいね。

 

僕がMRをやめたあと① へ続く 

 

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